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定期預金と仕組み預金の違い
定期預金と仕組み預金の違い
「仕組み預金って、定期預金に似ているけど、実際のところ何がどう違うの?」
実際、よく分かりませんよね。でも大丈夫です。本ページでは、その違いについて分かりやすくまとめてみましたので、どうぞ参考になさってください。
なお、仕組み預金については、下記のコンテンツも併せてご覧ください。
⇒仕組み預金の賢い利用法・メリットやデメリットを具体的に解説
確認しよう! これが違いだ!
定期預金と仕組み預金の違い一覧表
分かりやすく、注目点だけを一覧表にまとめてみましたので、ご覧になってくださいませ。
一般的な「定期預金」 | 仕組み預金 | |
預入期間 |
あらかじめ、預け入れ期間が半年とか1年とか決まっている。 | 当初満期日以降は、銀行側が満期を決定する。 |
預入金額 |
1円から可能。 | 銀行によって異なるが、10万円以上とか、100万円以上など、比較的高額。 |
利息 |
満期まで継続。中途解約すると、全期間の金利が、普通預金と同じになる。 | 定期預金より高い金利が、満期日まで継続。中途解約すると、元本割れする可能性が高い。 |
中途解約 |
可能。 | 原則不可。解約すると元本割れするので注意。 |
仕組み預金が高金利な仕組み
なぜ仕組み預金は高金利なのか?
それは、仕組み預金は預金者から預かったお金を、金融機関が金融市場で運用して、その運用益に当たる部分を「オプション料」として、もともとの金利に上乗せして支払っているからです。
通常の定期預金も同じじゃないか?と思うかもしれませんが、普通は銀行は、預け入れられたお金を一般企業に高い金利で貸し出したり、あるいは最近だと日本国債を買って、預金金利との差額分の金利を儲けています。
そうではなくてデリバティブ取引を通じて、より高いリターンを確保しているのが、仕組み預金の高金利の原資になるのです。
運用していますから、預金者が途中で解約されると、金融機関は損してでも運用を中止しなくてはならないので、中途解約は非常に困るんですね。なので、原則、中途解約不可となっているのです。
オプション料相当部分の金利は、預金保険機構の対象外
実は、ほとんど知られていませんが、上記で解説した高い金利の原資となるオプション料部分は、預金保険機構の保護対象外となっています。
つまり、万が一に金融機関が倒産したら、元本と通常の金利部分までは、元本にして1000万円までの金額は戻ってきますが、オプション料相当部分は戻ってきません。
銀行が破たんする事は、ほとんど想定しなくても良いくらいのリスクですが、一応は念頭に置いておく方が良いでしょう。
金利が高いからと言って、全てを仕組み預金に突っ込まない方が良いという事です。
あくまでも、余剰資金を一定量置いておくくらいの気持ちで臨んだ方が良さそうですね!
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