イオングループのスーパーやコンビニ利用者に、とりわけ利用価値の高いイオン銀行

イオン銀行はその名の通り、大手流通企業のイオングループが運営する銀行です。ライバルのセブン銀行がATMの充実によってひたすら決済専用となることで高い収益を上げているのに対し、イオン銀行は他のネット銀行同様に、フルサービスで銀行業を展開しています。

ここ数年、当サイト管理人が見る感じでは、スーパーのイオンやコンビニのミニストップをヘビーに利用するお客さんにとって使い勝手が良いと感じる銀行と思っていましたが、直近で預金金利が大きく上昇して、これならば誰にでもメリットが大きいと言えます。






定期預金の金利は上の表の通り非常に高くなりまして、特に5年物で0.5％の定時は凄いです。しかもこれ、キャンペーン金利ではなくて店頭金利です。イオン銀行でも貯蓄を増やせる時代がやって来ました。以下、イオン銀行の定期預金関連の特徴を、項目ごとに記します。

⇒店頭金利じゃないのに5年物0.5％の定期預金って化け物かよ！
⇒新規口座開設者は、1ヵ月物で3％の金利を受けられる
⇒普通預金で金利0.15％を達成するのはなかなか困難
⇒イオン銀行利用の際の振込手数料について
⇒イオン銀行利用のATM手数料について
⇒その他のネット銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

⇒イオン銀行の公式サイト

新規の口座開設者ならば、最初にこのキャンペーン、金利3％で1か月の預け入れが可能な定期預金を利用すると良いでしょう。ただし、口座開設後に、店舗に出向いて定期預金を預け入れるひと手間がかかります。そこだけ、注意してください。




口座開設自体は、インターネットから申し込みます。キャッシュカードやキャッシュカード一体型のイオンカードなどを作り、口座の作成が終われば、預け入れ可能です。店舗の予約もネットで取って、それから出向くようにすれば、待ち時間も無く、スムーズです。

今回の限定定期預金は、預け入れは1万円以上200万円までとなります。以下が、金額ごとの利息となります。1か月の満期が到来すると自動解約されて、普通預金に入金されます。


●1か月で受け取る利息


満期が来たお金は、すぐにインターネットバンキングで、イオン銀行の高い金利の定期預金に預け替えをすると良いでしょう。今度はいちいち店舗に行く必要はありませんから、便利に高金利を利用できますね。

イオン銀行では、普通預金金利が最高で0.15％になります。イオンカードセレクトに加入してクレジットカードを発行した人だけ、普通預金の金利が0.15％になり、メガバンクや地方銀行の定期預金の金利と遜色ないレベルになります。




しかし、これがまた0.15％の「ステージ」に到達するのが至難の業です。以下の通り、4つのステージが用意されていて、イオン銀行をどれだけ利用したかによってステージが異なります。

どのステージを目指せるのか、これまたとても細かく条件があり、細かすぎてここでは具体的には示しませんが、投資信託を買ったり、カードローンを使ったり（絶対にダメだぞこれ）、住宅ローンを借り入れたりして、ようやくこれで90点です。




そう考えると、敢えて普通預金金利は上を目指さなくても良さそうです。もしもどうしても普通預金の金利をアップさせたい人が居ましたら、GMOあおぞらネット銀行（ハビト支店）、PayPay銀行、東京スター銀行のいずれかがよろしいでしょう。金利0.3％ないしは0.25％となります。

その他のネット銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。あわせて、定期預金金利一覧ページより高金利の銀行をお選びください。