横浜銀行の定期預金をはじめとする、預貯金関連サービスの確認

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横浜銀行に使える預貯金関連サービスが有るのか、徹底チェック


店頭金利については全く利用価値は無いので、あくまでキャンペーンを使おう

横浜銀行の定期預金金利も、大半の銀行と同様、極めて低い状態です。一応数字にはなっていますが、このレベルではほとんど数字のお遊び状態です。このような状態で預け入れしていても、全くと言ってよいほど増えませんから、預け入れ先の再検討をすべきだと考えます。

横浜銀行のキャンペーン


横浜銀行の場合、インターネットバンキングでも、下記同様の金利が適用されます。これでは明らかに、横浜銀行の定期預金には利用価値がないと評価できます。

預入金額 半年 1年 3年 5年 10年
300万円未満 0.125% 0.125% 0.15% 0.2% 0.4%
300万円以上 0.125% 0.125% 0.15% 0.2% 0.4%


現状ではほとんど横浜銀行を使う価値は無い状態ですから、現在ならば、常に極めて高金利なSBJ銀行SBI新生銀行、あるいはこの地域だったらハナ信用組合横浜幸銀信用組合あたりを利用すると良いでしょう。

このページでは、そんな横浜銀行が現在実施中のキャンペーンについて取り上げ、その中身を評価しています。一般の人にとって利用価値が有るのか無いのかを判断していますので、以下の項目の興味関心が有る部分をご覧ください。

熱いぜ!プレミアム定期預金が何と金利1%で登場
「退職金専用プラン」にはご注意ください
その他の神奈川県の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

横浜銀行の公式HP



熱いぜ!プレミアム定期預金が何と金利1%で登場

日銀の利上げで、日本国債の10年物が1.274%と目まぐるしく金利上昇となり、徐々にその(良い)影響が出てきている中、ついに、大手銀行である横浜銀行が、1年物の定期預金を金利1%で取り扱いしてきました。思わず、横浜銀行に問い合わせの電話をして確認してしまいました。

ただし、預け入れ金額が1口300万円以上となり、少々ハードルが高いです。募集期間は2025年3月31日までで、取扱いは窓口となります。次の項で示す退職金プランのように、窓口で、ついでに余計な投資信託とか買わされないようにすることだけが、注意点です。

プレミアム定期預金

金額 3ヵ月 1年
新規資金 0.5% 1.0%
既存資金 0.35% なし


横浜銀行が1%の金利を打ち出したことで、他の銀行に良い意味で影響が広がる事を願いたいですね。もう何年も横浜銀行をウオッチしており、高金利と呼べるまでの定期預金が無かった横浜銀行ですが、今回は違います。これで、ネットが苦手な人でも高金利な定期預金の恩恵が享受できます。

今や定期預金でもお金が確実に増える、そんな時代になりました。早速、受け取れる利息を計算してみましょう。カッコ内は税引後の数字となります。比較に三菱UFJ銀行を記しておきます。


1年間で受け取れる利息の比較
金額 三菱UFJ銀行 横浜銀行
金利→ 0.125% 1.0%
300万円 3750円(2988円) 30000円(23905円)
500万円 6250円(4980円) 50000円(39842円)
1000万円 2500円(9960円) 100000円(79685円)


三菱UFJ銀行の不祥事から、銀行の「安心と安全」が崩れかけてはいるものの、個人がセキュリティの事を考え、自宅にお金を置いておくのも非現実的です。銀行が安心でないからとタンス預金をしている人は、確かに居ます。

ただ、今回の横浜銀行の定期預金のように、安全資産でありながら1%の金利となれば、その利息は、1000万円の預け入れで10万円(税引前)にもなります。

自宅のタンス預金よりもはるかにお金が増え、良い時代になってきました。一つ残念なのは、預け入れ金額が300万円以上なので、これでは誰でも気軽という訳には行きません。銀行側としても富裕層の取り組みを試みたいのだと思います。

富裕層の人は、預け入れ時だけでなく、満期後に、窓口で資産運用の話をされる事については、特に気を付けて下さい。手数料の高い、ぼったくり商品を買わされる可能性があります。

「退職金専用プラン」にはご注意ください

横浜銀行の退職金プランは、感心しません。ファンドラップ投資信託抱き合わせプランの場合、初回の3ケ月は年2%~5%と恐ろしく高金利となっています。

しかし、投資信託等の抱き合わせプランなど活用してしまうと、高い手数料をとられ、元本割れのリスクも引き受けることになりますから、簡単に手を出す商品ではありません。なけなしの退職金が一発で消え去るリスクもありますから、極めて要注意です。

横浜銀行の退職金プラン


対象:退職金受取後、2年以内である個人
預入金額:50万円以上
預入期間:3か月
募集期間:2023年12月29日まで


それにしても上記のように有り得ない猛烈な高金利を提示するという事は、それだけ銀行が「お金を出してくれ」と欲しがっている証左です。異様に高い高金利を吐き出しても、あなたから受け取れる投資信託の手数料が、それをはるかに上回るというカラクリなのです。

資産運用が初めてで、投資信託をお考えの人は、販売手数料や信託報酬と言ったコストが低い商品を選ぶ事が、はじめの一歩となります。銀行の窓口で勧める商品はプロが言っているからと安易に信用してはいけません。彼らは慈善事業をしている訳ではないからです。

その他の神奈川県の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

神奈川県の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。あわせて、当サイトTOPページより高金利の銀行をお選びください

金融機関 半年 1年 3年 5年
キャンペーンバナー
横浜銀行
0.5%
(3ヵ月)
1.0% 0.15% 0.2%
神奈川銀行 0.125% 0.125% 0.15% 0.2%
キャンペーンバナー
かながわ信用金庫
0.125% 0.5% 0.15% 0.2%
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横浜幸銀信用組合
0.025% 1.25% 1.3% 0.6%

上記のほか、横浜エリアであればハナ信用組合の高金利定期預金が利用可能です。