さわやか信用金庫の評価と解説

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さわやか信用金庫をマトモに使っていては貯金でお金は貯まらない


口座開設前にチェックしたい、さわやか信用金庫の定期預金の実際

さわやか信用金庫は、大田区に本社を置くものの、本店が港区三田にあり、ホームページにも記載があるように、都心部を営業エリアにしている東京ローカルの信用金庫です。と同時に、川崎市や横浜市北部も営業エリアになっていて、63店舗を展開していて、なかなか営業活動が活発ですね。

さわやか信用金庫の定期預金

金額 半年 1年 3年 5年
300万円未満 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
300万円以上 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%


ここでは、そんなさわやか信用金庫の定期預金とその関連商品についてレビューします。口座開設をする前の判断材料になればと思います。もちろん、さわやか信用金庫を利用するにあたり、上記のような店頭金利は低すぎるので、使うのはやめてください。

以下、さわやか信用金庫の定期預金関連コンテンツやキャンペーンの詳細解説となります。ご興味、ご関心のある部分をクリックして頂いて、内容をご確認ください。

スーパー定期「プレミアムジャンプ」・・・ジャンプ力が低すぎて使えない
プレミアムとは言い難い、ネット定期預金「Webプレミアム」
お楽しみ定期預金「ラッキーチャンス」は単なるギャンブル
リタイア世代向けの定期預金については、ちょっと注意が必要
さわやか信用金庫のATMと振込手数料
その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

さわやか信用金庫の公式HP



スーパー定期「プレミアムジャンプ」・・・ジャンプ力が低すぎて使えない

基本的に、さわやか信用金庫の定期預金に使えるものはありません。例えばまず最初に挙げられるのが、このスーパー定期プレミアムジャンプ。1年物の定期預金が、2年目3年目とジャンプでもするかの如く金利が高くなるのですけど、肝心の上乗せ金利は低すぎて、話になりません。

スーパー定期 プレミアムジャンプ

金額 上乗せ 合計の金利
1年目 店頭金利+上乗せ金利0.01% 0.012%
2年目 店頭金利+上乗せ金利0.02% 0.022%
3年目 店頭金利+上乗せ金利0.03% 0.032%


預け入れは30万円以上1円単位です。1年目以降、自動継続されて、その都度金利は上がる形になります。まあそれは良いのですが、申し込みも解約も、店頭で申し付けなければならないのが面倒です。ATM、テレホンバンキング、インターネットバンキングによる契約はできません。

3年間の預け入れをするならば、最初から高金利の3年物の定期預金に入れておけば良いだけです。しかもネットからサクッと申し込みできた方が良いに決まっています。

例えば、2024年3月時点においては、SBJ銀行が金利0.45%も提示しています(時期によりトップの銀行は入れ替わりますが)。この金利差で、あなたが受け取る利息にどの程度影響してくるか、実際に比べてみて、チェックしてみましょう。

なお、ここではさわやか信用金庫の利息を1年ごとに変更して計算するのがめんどくさいので、いきなり3年後の0.032%として、有利な金利をあえて使用して計算してみます。その状態で、果たしてどんな違いが出るのか、確認してみます。


3年間で受け取れる利息(カッコ内は税抜きの受取金額です)
預入金額 さわやか信用金庫 SBJ銀行
金利→ 0.032% 0.45%
100万円 960円(764円) 13500円(10757円)
300万円 2880円(2294円) 40500円(32272円)
500万円 4800円(3824円) 67500円(53787円)
1000万円 9600円(7649円) 135000円(107574円)


結果は、あまりにも差がありすぎて、バカバカしいと言いますか、笑っちゃうレベルの差になります。500万円預け入れた場合だと、さわやか信用金庫の場合は税込みで5000円にも満たない利息。一方でSBJ銀行は6万7500円もの金額。これが、金利差プラス福利効果のチカラです。

いつでもすぐに、多大な利息を受け取るためには、 コチラからSBJ銀行の口座開設をしておいて下さい。ATM手数料なども無料になりますので、余計なコストもかかりません。

プレミアムとは言い難い、ネット定期預金「Webプレミアム」

さわやか信用金庫は、インターネット経由で定期預金に申し込む場合でも、大した金利が付きません。唯一、ネット定期預金「Webプレミアム」が、店頭金利プラス0.05%という、泣きたい金利が付与されるのみです。何がプレミアムだよ・・・・。

ネット定期預金「Webプレミアム」


このプレミアム感がゼロのWebプレミアム、申し込み期限があって、2024年3月31日までとなっています。もちろん、合計金利0.052%なんて、全く意味がありませんから、他行に申し込むようにしてください。

本ページの一番下段に、東京における金利の高い金融機関を掲載しておりますが、東京エリアの1年物であれば、東京スター銀行が金利0.45%を提示しています。おまけに口座開設で現金1500円プレゼント付きです。どちらが良いのかは一目瞭然です。


1年間で受け取れる利息(カッコ内は税抜きの受取金額です)
預入金額 さわやか信用金庫 東京スター銀行
金利→ 0.052% 0.45% 更に現金プレゼント
100万円 520円(414円) 4500円(3585円) 1500円
300万円 1599円(1242円) 13500円(10757円) 1500円
500万円 2599円(2071円) 22500円(17929円) 1500円
1000万円 5199円(4142円) 45000円(35858円) 1500円
(Webプレミアムの申し込み上限は1000万円です。東京スター銀行には上限はありません。)


これもまた、凄い結果ですよね。さわやか信用金庫で受け取る税抜き後の利息、300万円を預け入れた場合でも、東京スター銀行での現金プレゼントの金額に及ばないのですから。しかも東京スター銀行から貰う1500円は無税です。利息+現金プレゼントで・・・圧倒的ですね。




お楽しみ定期預金「ラッキーチャンス」は単なるギャンブル

お楽しみ定期預金「ラッキーチャンス」は、懸賞金付き定期預金です。確かに懸賞金は宝くじと同じようなノリがあって楽しいっちゃ楽しいでしょうが、実際ははこの手の運勢はどコントロール不能ですから、単なる確率のお遊びであり、ギャンブル以外の何物でもありません。

お楽しみ定期預金「ラッキーチャンス」


パンフレットの記述を見ると、懸賞本数は5085本となっています。そしてこれに対応する定期預金の上限金額は450億円です。つまり、約850万円を預け入れると、1等2等3等特別賞のいずれかが必ず当選することになります。

仮に850万円を預けて1万円の現金、あるいは1万円相当の選べるカタログギフトが当たったとしても、これがラッキーな事なのかどうか。

1つ上の項でご紹介した東京スター銀行を利用すれば、850万円を金利0.45%の1年物で預け入れが可能です。その際の金利は3万8250円、税引き後でも3万479円になります。

変に、当選を狙いに行かない方が、より多額の現金を受け取れる可能性が高くなるわけです。というか、絶対確実に3万円が懐に手に入る訳です。ギャンブルをする人の大半がいつも貧乏なのは、こういう現実が分かっているか否か、なのですね。

東京スター銀行の口座解説はコチラから可能です。ただし、このリンクはスマホ限定となっています。パソコンから口座開設を行う場合は、東京スター銀行のページから行ってください。

リタイア世代向けの定期預金については、ちょっと注意が必要


年金定期らくらく倶楽部プレミアム


年金受給者専用の定期預金、年金定期「らくらく倶楽部プレミアム」は、満期が1年物の定期預金です。特別金利として、0.15%が提示されています。預け入れには条件があり、上限を350万円までとして、一括で預ける必要があります。

年金定期らくらく倶楽部プレミアム


しかし、既に本ページで記している通り、1年物であったら他行のほうが断然有利です。東京スター銀行が金利0.45%、SBI新生銀行SBJ銀行が金利0.4%、UI銀行が金利0.35%を提示しています。

他行のほうが優れているだけでなく、預け入れ上限もありませんし、店頭だけでなくインターネット経由も可能です。何より、店頭で余計な営業、つまり、資産運用商品を勧められて手数料がバカ高い商品を買わされるリスクもありません。安心安全な老後を送れます。



相続資金専用定期預金


店頭で資産運用を勧められる恐れが著しく高いのが、相続資金専用定期預金ではないでしょうか。やたら定期預金の金利がひくいさわやか信用金庫にあって、珍しくも上乗せ金利0.4%を提示しています。そこまでして、客が来てくれた方が望ましい訳ですね。

相続資金専用定期預金


と言っても、パンフレットをよく見ると、預け入れ期間はたったの3ヵ月です。1年換算するとわずか0.1%の上乗せ。客をバカにしていますね。

預け入れ金額は、10万円以上での一括申し込みのみとなります。これも、多額の現金を持っている人にとっては非現実的なのではないかと思います。

多額のお金を持つ人に対しては、銀行員はとにかくコストの高い投資信託やら外貨預金やら、仕組みが複雑すぎる外貨建て個人年金保険とか、そんなものを勧めてきます。元本割れする可能性が高いですから、投資について詳しい人以外、絶対に聞く耳を持ってはいけません。

というか、金利的に、さわやか信用金庫に預け入れる意味がありませんから、年金定期のところでも記載した通り、金利の高い銀行を使えば良いだけの事ですね。

さわやか信用金庫のATMと振込手数料


ATM入出金手数料


さわやか信用金庫のATM手数料は、さわやか信用金庫も含めて、全国の信用金庫を使う場合において、手数料無料で現金の出し入れができます。無料の時間帯は、平日の8:45~18:00(入出金とも)、土曜日の9:00~14:00(出金のみ)となります。

日曜日や、それ以外の時間帯では各行の所定の手数料がかかりますが、基本的に信用金庫は無料で出し入れできるケースが多いので、これは助かりますね。

逆に、コンビニやスーパーでは、セブンイレブンのセブン銀行、ローソンのローソン銀行、イオン系列のイオン銀行が利用できて、平日でも休日でも、お金を出すだけでなく、入金する場合においても、110円~220円の手数料がかかります。ゆうちょ銀行ATMも同様です。



振込手数料は特に気を付けよう


さわやか信用金庫を使う人が特に気を付けたいのが、振込手数料です。以下のように、さわやか信用金庫どうしの支払いにおいても、他店舗は有料となっています。他行に支払う場合は275円か440円もかかりますので、なるべく避けたい支出です。

さわやか信用金庫の振込手数料


このようなコストを削減するには、やはり振込手数料が無料になる銀行を利用することです。手数料も積もれば山となります。低い金利でようやく貯めた利息は、手数料でいとも簡単に吹き飛びます。閉めるところは閉めて、頑張ってお金を貯めたいですね(^^♪

その他の東京都の銀行や、高金利の定期預金をチェックしてみる

東京都の、その他の銀行の定期預金は以下の通りです。銀行名をクリックで、各行の詳細情報のページに飛びます。一般の銀行とネット銀行を掲載しています。


●一般の銀行(ネット専業銀行はその下に記載)
金融機関 半年 1年 3年 5年
三菱UFJ銀行 0.025% 0.025% 0.15% 0.2%
みずほ銀行 0.025% 0.025% 0.15% 0.2%
三井住友銀行 0.025% 0.025% 0.15% 0.2%
りそな銀行 0.025% 0.025% 0.15% 0.2%
きらぼし銀行 0.025% 0.025% 0.15% 0.2%
東日本銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
東日本銀行お江戸日本橋支店 0.01% 0.01% 0.01% 0.07%
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東京スター銀行
0.25% 0.45% 0.45% 0.45%
普通預金金利が0.25%で、半年物金利はそれで記載。
口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
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SBJ銀行
0.35% 0.4% 0.45% 0.55%
0.35% 0.4% 0.15% 0.55%
上段は100万円以下、下段はそれ以上の金額です。
1年物はスポーツ選手応援定期預金の金利です。
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.4% 0.4% 0.55%
3ヶ月と1年はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行
0.2% 0.21% 0.3% 0.45%
三菱UFJ信託銀行 0.002% 0.002% 0.025% 0.075%
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三井住友信託銀行
0.002% 0.002% 0.35% 0.55%
0.35%は2年物、300万円以上が条件です。
みずほ信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
野村信託銀行 0.06% 0.07% 0.1% -
SMBC信託銀行 0.002% 0.002% 0.002% -
KEBハナ銀行
(上段は300万まで、中段は
300万以上、下段は1000万円以上)
0.03%
0.04%
0.05%
0.07%
0.12%
0.15%
- -
芝信用金庫 0.002% 0.022% 0.002% 0.07%
東京シティ信用金庫 0.002% 0.1% 0.002% 0.002%
西武信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.008% 0.02% 0.028% 0.007%
0.009%
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小松川信用金庫
0.002% 0.202% 0.203% 0.255%
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朝日信用金庫
(上段は300万未満、
下段は300万円以上)
0.035%
0.05%
0.25% 0.002% 0.2%
城南信用金庫 0.002% 0.002% 0.002% 0.002%
さわやか信用金庫 0.002% 0.052% 0.032% 0.002%
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ハナ信用組合
- 0.5% 0.7% -
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あすか信用組合
0.1% 0.35% 0.7% 0.15%
東京消防信用組合 0.002% 0.004% 0.008% 0.01%

ネット専業銀行
銀行名 半年 1年 3年 5年
住信SBIネット銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.4%
特にキャンペーンではないのに5年物で0.4%を提示です。
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東京スター銀行
0.25% 0.45% 0.45% 0.45%
普通預金金利が0.25%で、半年物金利はそれで記載。
口座開設でなんと現金1500円がもらえます!!
ソニー銀行 0.02% 0.02% 0.05% 0.1%
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SBJ銀行
0.35% 0.4% 0.45% 0.55%
0.35% 0.4% 0.15% 0.55%
上段は100万円以下、下段はそれ以上の金額です。
1年物はスポーツ選手応援定期預金の金利です。
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SBI新生銀行
1.0%
(1週間)
0.4% 0.4% 0.55%
3ヶ月と1年はスタートアップ円定期預金の金利です。
3年と5年はパワーダイレクト円定期預金の金利です。
口座開設でなんと現金3000円がもらえます!!
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あおぞら銀行BANK
0.2% 0.21% 0.3% 0.45%
GMOあおぞらネット銀行 0.11% 0.11% 0.11% 0.11%
すべて普通預金(証券コネクト口座)の金利です。
楽天銀行 0.1% 0.1% 0.1% 0.1%
楽天マネーブリッジ(普通預金)の金利です。
イオン銀行 0.01% 0.01% 0.025% 0.075%
セブン銀行 0.01% 0.01% 0.01% 0.01%
auじぶん銀行 0.04% 0.05% 0.15% 0.2%
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UI銀行
0.3% 0.25% 0.35% 0.2%
PayPay銀行 0.02% 0.02% 0.02% 0.2%
大和ネクスト銀行 0.05% 0.05% 0.05% 0.05%
ローソン銀行 0.03% 0.03% 0.03% 0.03%
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オリックス銀行
0.5% 0.4% 0.35% 0.40%
100万円からの預け入れになります。
半年物と1年物は新規口座開設者限定プログラムの金利です。
(金利の基準日:2024年4月1日)